まず見るべき数字
税関の「国際郵便を利用した『たばこ』の個人輸入について」では、パイプたばこについて、関税はWTO協定29.8%または基本35%、たばこ税及びたばこ特別税等は1kgにつき15,244円、消費税及び地方消費税は10%と示されています。
2026年8月8日版の実行関税率表では、HS 2403.19-100のパイプたばこに基本35%、WTO協定29.8%のほか、CPTPP・EU・英国の欄に5.4%が示されています。このサイトの計算機は3つを選べますが、EPA 5.4%は商品の原産地・協定要件等を確認できた場合だけの参考値です。
| 公式ページ | 見るところ | 注意点 |
|---|---|---|
| 国際郵便を利用した「たばこ」の個人輸入 | 関税率、たばこ税等、消費税、転売禁止、告知書 | 数量・価格に関わらずたばこ税等を確認 |
| 課税価格1万円以下の免税 | 関税・消費税の免税と内国消費税の例外 | 1万円以下でも全部無料とは考えない |
| 3103 たばこの輸入について | 個人使用目的と販売目的の違い | 販売目的は別制度として扱う |
| 2026年8月8日版 実行関税率表 第24類 | HS 2403.19-100の基本・WTO協定・EPA税率 | 販売店所在地ではなく原産地等の条件を確認 |
| 6103 国際郵便物課税通知書 | 数量・価格・税率・税額と納付手続 | 疑問があれば通知書記載の税関へ確認 |
課税価格は商品代そのものではない
個人が自分で使う目的で輸入する貨物の課税価格は、海外小売価格に0.6を掛けた金額として扱われることがあります。計算機の「課税価格目安」も、この考え方に合わせて商品代の60%で概算しています。
この0.6倍特例は2026年8月30日時点では現行です。2026年度改正で廃止が決まり、財務省の審議会議事録では2028年4月施行予定とされています。施行前後で計算前提が変わるため、表示された数字は現行制度での比較用として使ってください。
1万円以下でもたばこ税等は別に見る
課税価格の合計額が1万円以下の場合、関税と消費税が免税になる場合があります。一方で、消費税以外の内国消費税、たとえば酒税やたばこ税等は免税の適用がない場合があります。
そのため、計算機では課税価格が1万円以下の目安でも、たばこ税等は重量に応じて表示します。「1万円以下なら全部無料」とは考えないでください。
計算機で分かること、分からないこと
分かることは、商品代と送料の円換算、関税・たばこ税等・輸入消費税の概算、国内価格との差、1gあたり・1回あたりの目安です。購入前の比較には十分役立ちます。
分からないことは、実際に税関で確定する税額、配送会社や郵便局での手数料、ショップごとの発送可否、返送や遅延の扱い、最新の制度変更です。ここは注文前に公式情報とショップ条件で確認してください。
- 「通関時支払い目安」が、予算と比べてどのくらいかを確認する。
- 「国内価格との差」が小さいなら、送料・手間を含めて国内購入や注文見送りも検討する。
- 「1gあたり単価」で、まとめ買いの単価低下と好みに合わないリスクを比べる。